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フランクフルトを後にして本日も移動日。
つーか明日帰国だけどな！
ケルン大聖堂が見たかったんだよ！
あとケルンでやってるミュージカルWe will rock youが見たかったんだよ！
朝、10時ぐらいに友人Mの家を後にして、一人電車の旅。
この旅2回目です。
まぁ、そんなに時間かからないだろうと思ってたら、うっかりライン川沿いを行く電車に乗ってしまったらしく、山の中を通っていく電車だったら1時間15分ぐらいで着くところを2時間以上かかってケルンに到着。
俺様超迂闊。
（いろいろと迂闊すぎる）
電車の中でボーっとしてたら、途中で日本の友達からメールが着てみたりしてびびった。
いや、わざわざ国際携帯にしたんだから、かかってきても当たり前なんだけどね。
しかもその友達は私が旅行中なの知っててメールしてきたらしい。
メールする前に試しに電話もしてみたらしいよ。
地下鉄に乗ってて気づかなかったけど。
2時半過ぎ、ケルン着。
とりあえずどっちへ行ったらいいのかわからないけど、適当に駅の外に出てみた。
目の前にケルン大聖堂があってもうびっくりしたのなんのって。
ウィーンに行って、初めてシュテファン教会に行った時みたいな新鮮な感動でした。
シュテファン教会みたいに本当に駅の目の前に大聖堂があるわけではなかったんだけど、あーこれがあの大聖堂かーと思って感慨深かった。
こういう建物を見るとドキドキする。
ケルン大聖堂自体はどちらかといえばプラハにある聖ヴィート大聖堂に似てる。
いや、どっちが早くできたのか知らないけど。
天井の高さとかは本当に圧巻。
ミュージカルのチケットを取って、ユースに荷物を置いて、まだ時間があれば大聖堂に上ろうかと。
うん、なんか噂によると、一部外に出た階段を上らないといけないらしいけど。
蘇るプラハでの悪夢。
＊説明しよう！
葉純は1年半前にプラハを旅行した際に高さ60mのテレビ塔に上ったのだが、天辺に上る階段はむき出し、風で揺れるわ高いわで、吐き気を催す事態にまで陥りました。
だから高所恐怖症なんだってば！
うん、本当に、時間があったら、にしようっと。（逃げ腰）
まず、劇場に行ってチケット買いました。41ユーロ。
これでも学割で一番安いチケットくれって言ったのに！高いよ！
（Elisabethの時の態度とは大違い）
でも仕方ないので、それを買って、ユースへ。
…行こうとしたら迷いました。（泣）
一応「地球の歩き方」に載ってる通りに歩いてるのに、通りの名前とかちゃんと書いてないので、どんどん迷う始末（泣）
1時間ぐらい歩いて、もう疲れて嫌になったのでその辺の人に道を聞きました。
葉純
「あのー中央駅に戻りたいんですけど、どっちですか？」
ケルンの人
「歩きで？！」
葉純
「ええ？別に手段は何でもいいんですけど…」
どうやらものすっごい遠いところまで来てたみたいです。
つーか路面電車の駅にして５つぐらい先まで歩いてたらしいよ。
ケルンの人からその辺から出てる路面電車に乗れば戻れると言われたので、言われた通りに戻りました。
本当に遠いとこまで歩いたなー俺。
（地図を見ながら）
今度はちゃんと電車に乗ってユースまで行きました。
いやうん、歩いてユースまで行こうと思ったのは、中央駅から駅１つとかだったから、歩けるかな…と思って…。
まぁ、実際に歩ける距離、つーか15分ぐらいで着ける場所にはあったんですが、方向が間違ってたらそりゃ着かないよね☆
orz
ユースで手続きをして部屋へ行ってみてまたびっくり。
広いよ！
今夜泊まるのおいら一人だよ！
って思わず突っ込みいれちゃったくらい広かった。
まぁ、一人部屋で予約したんだから、当然っつーちゃー当然なんだけどね。
荷物を置いて一息ついたところで、再びケルンの旧市街へ。
またちゃんと電車に乗っていったよ！
（当たり前です）
ケルンはどうやら100万都市らしいです。
そのせいかどうかは知らんけど、やっぱりちょっと都会っぽいかなーと。
大聖堂とか他にも古い建物はたくさんあるんだけど、どちらかと言えば新しい建物の方が多い感じがする。
多分、来年のサッカーワールドカップとかのこともあるんだと思うけど、開発してる最中のところが多かった。
つーか駅の前とか開発しまくりだった。
ふと、オリンピック前のシドニーを思い出したよ。
やっぱり時間が遅くて大聖堂には上れませんでした。
ほ。
ミュージカルの開演時間まではかなり時間があるので、買い物なんぞしつつ時間をつぶしました。
ケルンと言えばあれですよ、オーデコロンですよ。
そもそもオーデコロンって言葉の意味自体が「ケルンの水」って意味らしいよ。
でも自分はあんまり香水とかつけないので、妹と弟の彼女さんに買っただけでした。
欲しかった人いたらごめん。
めんどくさいけどお土産を抱えてミュージカルに行くつもりもなかったので、またユースに戻ってお土産置いてから劇場に行きました。
Musical Dom Koeln
なんかねー、あれだ、見た目はコンサート会場みたいよ？
大聖堂を背にしてなんかとっても素敵に違和感。
おいらは今年の夏にコマ劇でやってたWe will rock youも見たんですが（携帯日記7月17日参照）まず、この会場狭い。
いや、狭いからこそ、臨場感とか出るのかもしれないけど。
んで、ロビーではバーカウンターがあって、お酒とかいろいろ飲めるんだけど、高いのね！うん！
コマ劇も高くて飲めなかったよ！うん！
でも雰囲気はやっぱ一緒だった。
ここに来る人たちは割と自分より年齢が高めの人が多い。
まぁ、ちょうどQUEEN世代の人が多いからだろうけどね。
目の前に座った人たちは明らかにじーさんばーさん世代でむしろびっくりした。
同じコマ劇でも日本だったらそれこそさぶちゃんとか氷川きよしとかのコンサートじゃないとこないような人たちね。
あれなのかな、やっぱりミュージカルとかに対する考え方とかが違うのかな。
それともただのおいらの偏見？
このミュージカルってスペインとかめりけんとかでもやってるんだけど、どこの会場もこんな感じなのかな。
んで、ミュージカルの感想。
まず、30ユーロぐらい金返せ。
いや、内容はあれだ、もうわかってる、うん。
もうくだらないのは知ってる。うん。
そういうところでなくて、普通に見てて、「あークオリティ低いなー」と思うところが多々あった。
ダンスがそろってないとか割と基本的なところが目につくわけですよ。
演奏はすごく良いのに、オープニングでそういうそろってないダンスを見せられるとすごい萎える。
もしかしたら、日本で見たオーストラリアキャストがすごく良かったのかもしれないけどね。（日本版はすごくダンスがうまかった）
まぁ、あんだけ悪い席で1万近く金取るんだから、それぐらいクオリティ高くないとうっかりコマ劇でテロとか発生しちゃいますからね。
あと、普通にキャスティングに不満。
たまたま運悪く主役の二人（GalileoとScaramouche）がどっちもセカンド。
まぁ、歌唱力とか演技力に問題はまったくないのですが、つーかすごかったけど、やっぱり不満。
やっぱちゃんとファーストの人の演技とか歌を体感したいじゃん！
というわけでやむを得ずドイツ版のCD買ったよ！
Scaramouche役のVera Boltenのファンになったよ！
パンフレットとか見る感じだと、すごく小さくて細いのに、すごいいい声出すのー！
Somebody to loveを歌ってるんですが、きれいな高音と低いドスの聞いた声？の対比がすごいツボ。
やっぱりファーストの方がいい気がします。
途中でGalileoとScaramoucheのラブシーンがあるですよ。
そこに繋がる前に、こう、あのー、二人が立って、GalileoがScaramoucheを背後から抱きしめるシーンがあるですよ。
私は舞台に向かってかなり左よりの席で見てたんですけど、おいらの席からだと、Scaramoucheがでか過ぎてGalileoが見えない！見えなかったですよ！（泣）
この絵QueenOnline.com - Page not foundを期待してただけに、なんかこの見た目すごい痛いよ！
この二人の組み合わせの場合はこの演出はいらなかったんじゃないかとか思ったよ。
しかし、この舞台に出てくるKiller QueenとKhashoggiはすげぇ。
多少他に問題があってもこの二人がしっかりしてると、何もかもチャラになる感じ。
日本版でもやっぱりこの二人がすごかった。
存在感とか歌唱力も。
この二人が出てるときはすごく安心して観劇できる。
まぁ、総合点は60点ぐらいですかね。
演出は日本版と違ってもう少し派手で面白かった。
Khashoggi役のMartinって人のファンになったのと、CDが思いの外よかったので60点です。（偉そう）
内容とかに関しては…まぁ、あれだ、各メディアで大絶賛！とか言われてる舞台をちゃんと見てみるといいよ、って感じ。
舞台が終わって、すぐに帰りました。寒いし夜遅いし。
劇場からKoeln-Deutz橋という鉄橋がすごく近くて、そこを渡ってすぐのところにユースがあるので、橋をのんびり歩きながら帰りました。
夜景がきれいだよ。
いろいろ思うことがあって、夜景を眺めながら、すぐ横を通り過ぎる電車を見ながら、とりあえず、何とかしないとな、と思った。
ユースに帰って、なんかもう眠くて普通に寝た。
寝てる時間がもったいないとも思ったけど、深夜にケルンで何かができるわけでも何でもないので寝ました。
これでえうろぺ旅行も終わりかと思うと本当に嫌だー。
