レーゾンデートル

私の存在理由。
それは。



演劇を観ることさ!!!!




というわけで舞台行ってきました。
昨日見に行ってきた舞台はこれ。
女中たち http://www.g2produce.com/3cha/jochu/


うん、まぁ、何て言うか、ジャケ買いです。
他の舞台を見に行った時に、このチラシが目に入ったので、友達とこれは見に行くしかない、と。その場で即決。
あと、篠井英介さんの舞台は前から見てみたいと思ってたので。


劇場は下北沢の本多劇場
高校の○○ホールとかって名前の建物ぐらいの大きさであんまり大きくなかったよ。
多分300人も入らないかも。


2人の女中が奥様の奥様の部屋で奥様と女中ごっこをやってるんだけど、だんだん話がエスカレートしてきて、遂に奥様を毒殺しようということになり、そこへ本当の奥様が帰ってきて…
といった感じの話。
でもおいらの頭が弱いせいでしばらくこの話の流れを掴むまで時間かかった。


もう2,3回見るとわけが分かるタイプの戯曲でした。


話が難解だったのは、そもそも劇中劇っていうところ。
最初はそれが終わるまでどれが現実で虚構なのかまったく分からない。
いや、正確には篠井さんも大谷さんも演技の仕方が変わってるのでわかるんだけど、なんだろう、独白が多すぎてよくわからない。
状況とかを説明してくれる役柄がいないので、二人の独白やらで推測しないといけない部分がすごく多い。
さすがフランス戯曲。(偏見)


男性3人が女性3人を演じるんですが、まぁ、大谷さんの男らしいこと…(笑
他の二人は割りと女っぽかったんだけど、大谷さんだけ異常に男っぽくて面白かった。演技が下手とかではなくて、妙に男っぽくてかっこよかった。
3人とも演技は当然すごく良かったです。こう、下手な人の演技を見てるのとは違って、そういうハラハラ感はまったくなく、その辺はかなり安心して見られた。


篠井英介さんは本当に艶かしかった。
友達は最初本当に女性が出てきたかと思ったらしいよ。
最初、篠井さん(クレール役)と大谷さん(ソランジュ役)の二人は下着姿で出てくるんですけど、こう、ね、篠井さんの足がすらっと長くて、背中が綺麗で、もうね、抱かれたいっつーかむしろこっちが抱きてぇー!って思うぐらい綺麗でした。
さすが花組芝居創設メンバー。あなたについていきます。
演技も期待以上でびっくりした。すごいわ。


大谷さんは大分ごつかったんですが(笑)ものすっごい長い独白の鬼気迫る感がすごかった。引き込まれるってこんな感じなんだなーと思った。あと、冷静な時との落差の演じ分けがうまい。うまい、としかいい様がないです。今度は普通の舞台を見てみたいなー。ボケ役うまそう。


深沢さんは本当にちょっとしか出てこなかったんですが、女っぽかったー。身勝手な奥様の普段の様子が伺える感じ。
やっぱり他の舞台でも見てみたい人。


戯曲は難解だったけど、3人の演技とかには大満足。
次は4月の劇団四季オペラ座の怪人」を目指して生きていきます。



でも帰りによった台湾料理屋はちょっとがっかりでした。
紹興酒がきつすぎた。
口直しに今度新大久保の台湾料理行くぞー。